武蔵小杉・循環器内科・呼吸器内科・内科・生活習慣病外来・アレルギー科・高血圧・糖尿病・脂質異常症・土曜診療・健康診断

循環器内科

こんな症状がある方はご相談ください

循環器の主な病気

狭心症とは、心臓の冠動脈が狭くなり、十分な血液が送られなくなる病気です。

冠動脈は心臓を動かす筋肉である心筋に酸素と栄養を送る血管で、心臓の表面を走っています。一時的に心筋が酸素不足に陥ることで胸が痛くなったり、苦しくなったり、胸の圧迫感という症状が出ます。

狭心症によく似た病気で心筋梗塞がありますが、狭心症は冠動脈が狭まった状態であるのに対し、心筋梗塞は冠動脈が塞がってしまった状態です。心筋梗塞は命にかかわる重大な病気です。突然のはげしい胸痛や圧迫感、冷や汗、吐き気の症状が現れた時は、一刻も早く治療を開始する必要があります。

心不全は、実は病気の名前ではありません。心筋梗塞や心臓弁膜症、心筋炎などの様々な病気により、心臓のポンプ機能が十分に果たせなくなり、全身に必要とする血液が十分に送り出せなくなった状態をいいます。

心臓から全身へ血液がうまく循環しなくなると、心臓は血流を保とうとして、たくさん血液を溜め込むようになり、血液がうっ滞するようになります。このような状態になると、息切れや少し体を動かすと苦しいといった症状を引き起こします。また、血液がうっ滞すると、足のむくみが現れます。

不整脈は、脈のリズムがおかしくなったものをいいます。動悸や息切れ、胸痛などの症状が現れたり、めまいや失神、突然の死に至る時もあります。また、自覚症状が出ない不整脈もあります。

不整脈は、大きく３つの種類があります。

①早い脈（頻脈）：脈が速くなり、ドキドキと動悸がして、さらに脈が速まっていくと全身に血液を送り出せない状態となり、吐き気や冷や汗、意識消失などの症状が出る場合があります

②遅い脈（徐脈）：脈が遅くなり、倦怠感や、脳に送られる血流が少なくなり失神が起こることがあります

③不規則な脈（期外収縮）：脈が飛んだり、リズムが乱れて、不規則な脈になるタイプです。症状が強い場合や頻度が多い場合には投薬やカテーテル治療が必要になることもあります

健康診断などで不整脈が見つかった時はどうぞお気軽にご相談ください。

心臓弁膜症は、心臓の弁（主に大動脈弁、僧帽弁）に障害が起き、血流に不調が起きている状態を言います。

心臓の弁の開きが悪くなり血液の流れが妨げられる狭窄症と、弁の閉じ方が不完全で血液が逆流してしまう閉鎖不全症があります。息切れやふらつき、疲れやすいなどの症状がありますが、加齢にともなうものが大きいため、見逃されがちです。

健康診断などで心雑音が指摘された場合は受診をお勧めします。当院では、心エコー検査などで評価いたします。

閉塞性動脈硬化症は、動脈硬化により血管が狭窄（狭くなる）や閉塞（詰まる）していて、全身に十分な血液が送り届けられていない状態をいいます。

手や足の動脈が狭窄・閉塞して、十分な酸素や栄養が送り届けることができなくなると、手先や足先が冷たくなったり、筋肉の痛みが現れたりします。足の血管に起こる動脈硬化が多く、重症化すると壊死することもあります。

50歳以上の男性に多い傾向がある病気で、LDLコレステロール、高血圧症、糖尿病、喫煙などで、常に血管へ負荷がかかることが原因で動脈硬化が進むと考えられています。

武蔵小杉の内科・生活習慣病外来・呼吸器内科・循環器内科・消化器科・アレルギー科の

「小杉内科ファミリークリニック」です。

ご不明な点は、お気軽にご相談ください。