気になる病気の情報や症状のほか、
その時節・情勢に合わせた医療情報をお届けします。

1月5日(月)より新年の診療開始となりました。皆さま、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
お正月明け、「便秘になった」「おなかに張りがある」などの症状はありませんか?
年末年始は、生活環境が影響して、便秘症状が起きやすくなる傾向があります。
年末年始のお食事は肉や魚などのタンパク質類が多く、野菜や海藻など食物繊維の摂取量が不足しやすくなります。おせち料理も便秘の原因になることがあります。保存を高めるため多量に含まれた塩分や糖分が体内の水分バランスを崩して便を硬くすることがあります。
年末年始はアルコールを摂取する機会が増えることも便秘の原因になります。アルコールは利尿作用があり、体内の水分は失われやすくなります。体内の水分が減少することで、便は硬くなって排便しにくくなります。
年末年始は夜更かししたり、麻寝坊したり、生活リズムがくずれがちになります。腸の運動は自律神経によってコントロールされており、体内時計と密接に関係しています。生活リズムが乱れると自律神経のバランスがくずれて、腸管の働きが低下しやすくなります。
運動不足も便秘の原因になります。年末の大掃除も終わって、年始にかけて運動量は減少しがちです。冬の寒さで外出するのが億劫になり、家の中でついゴロゴロ過ごすことが多くなります。運動は腸を刺激して働きを促進させる効果があります。ウォーキングなどは腸に適度な刺激を与えて、蠕動(ぜんどう)運動を促します。腸の蠕動運動が鈍くなると、腸内に便が長時間留まり、便の水分が過剰に吸収されて便が硬くなりやすくなります。
年末年始の便秘症状を改善するには、野菜や海藻、きのこ類など、食物繊維を多く含んだ食品を摂取するとともに意識的に水分を多めに摂ると良いでしょう。発酵食品を積極的に取り入れて腸内環境を整えることも効果的です。生活リズムを早期に整えて、睡眠時間を十分にとることも大切です。朝起きたら朝食をしっかり摂りましょう。適度な運動も忘れずに。激しい運動ではなく、軽度のウォーキングやストレッチだけでも十分効果的です。

年の瀬も迫り、今年も残りあとわずかとなりました。皆さまには、今年一年大変お世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
年末年始はごちそうを囲む機会が多くなる時期です。忘年会、お正月、新年会とイベントが盛りだくさん、ついつい食べすぎたり、飲みすぎたり、食生活が乱れがちになります。
年末年始のお料理は、通常の食事と比べて、カロリーや塩分、糖質が高い傾向にあります。また、年末年始は自宅で過ごす時間が長くなり、夜更かしをしたり、夜遅くまでだらだらと食事をしたり、生活のリズム自体が乱れることが多くあります。
年末年始の食事管理のポイントをご案内いたします。
①野菜料理を意識的に取り入れましょう
年末年始の食事は野菜が不足しがちです。特に新年を祝うおせち料理はタンパク質中心のお料理が多いので、サラダ等、野菜を加えると良いでしょう。
②食べる順番を気にしよう
最初に野菜や海藻類をとりましょう。野菜や海藻類は食物繊維が豊富で糖の吸収をゆるやかにします。次にタンパク質をとることで血糖値を上げずに満腹感が得られます。最後に炭水化物を摂るようにすると血糖値の上昇をゆるやかにすることが出来ます。
③飲酒時の注意点
お酒は食事しながら飲むようにしましょう。空腹時に飲酒するとアルコール吸収スピードが速まってしまいます。また飲酒の途中で定期的にお水を摂取することで、アルコールによる脱水症状を防ぎ、飲酒量を減らす事が出来ます。
食べ過ぎたら翌日に初詣で散歩に出るなど、身体を動かすことも効果的です。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

ヒートショックとは、急激な温度変化により、血圧が上下することで身体に大きなダメージ(心筋梗塞や脳卒中など)を受ける事をいいます。特に、冬場の浴室で起こることが多く、入浴中に亡くなる方は年間1万9千人とも推計されています。
寒い時期に暖房の効いた暖かいお部屋から、寒い脱衣所へ移動した時に、寒さに対応するために血管は縮んで血圧が上昇します。さらに寒い浴室を通って熱いお湯に浸かると、今度は急に体が温まり、血圧が下降します。急な温度変化により、血管が伸縮して、血圧は上がったり、下がったり、身体には大変な負担がかかります。特に10度以上の温度差がある場所への移動は危険とされており、注意が必要です。
毎年、11月~2月の寒い時期にヒートショックは多く発生します。ヒートショックを予防するポイントはお部屋の温度差をなるべく少なくすることです。脱衣所や浴室へ暖房器具などを設置し、お風呂の温度は極端に高くしないことである程度の予防が可能です。お風呂温度の目安は40度程度、42度以上になると身体の負担が高まるといわれています。暖房器具がない場合は、浴槽に蓋をせずにお湯をためれば浴室内を暖めることができます。
入浴する際は、心臓から遠い手や足などにかけ湯をして、お湯に身体を慣れさせてから浴槽に浸かると良いでしょう。また、浴槽には首までお湯につかると心臓に負担をかけるので、胸のラインくらいまでにすると負担が軽減されます。高齢者や高血圧症、糖尿病、心疾患のある方はヒートショックになりやすいので、十分に対策して入浴しましょう。
そして、浴槽から出る時はゆっくりと立ち上がりましょう。身体が温まって血圧が低下しているので、急に立ち上がると脳に十分な血液が送られずにめまいや立ちくらみを起こすことがあります。

11月14日(金)は“World Diabetes Day(世界糖尿病デー)”でした。今年も各地で糖尿病の啓蒙活動が行われたようですね。
今回は、流行期を迎えているインフルエンザと糖尿病の関係について、お伝えしたいと思います。
川崎市のインフルエンザ定点当たりの患者報告数は直近の第45週(11月3日~11月9日)で45.42人、例年に比べてかなり高いレベルで推移しています。
糖尿病とは、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)をコントロールするインスリンが膵臓で作られない、もしくはインスリンがうまく機能しない事によって血糖値が高いままになってしまう病気です。
血糖値が高い状態のままだと免疫機能が低下し、感染症に対する抵抗力が弱まることがわかっています。高血糖状態では、細菌、ウイルスなどの外敵から身体を守る白血球の働きが鈍くなり、風邪や肺炎、尿路感染症に感染しやすく、重症化しやすくなります。
インフルエンザは、高熱や咳等の呼吸器症状、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛等の症状を引き起こすウイルス性の感染症です。糖尿病の方は感染しやすく、重症化してウイルス性肺炎を合併することがあります。
また、糖尿病の方がインフルエンザに罹患するといつも以上に血糖値管理に注意が必要となります。インフルエンザウイルスと戦うためホルモン分泌の影響で、血糖値がいつも以上に高くなる場合がありますし、食欲が落ちて食事がとれない状態でいつも通りに薬やインスリンを使用してしまうと低血糖になる可能性があります。
重症化のリスクを避けるためにも、インフルエンザ予防接種を未だ済ませていない方は、どうぞ早めのワクチン接種をご検討ください。

今年度は、インフルエンザの定点当たり患者報告数が第40週(9月29日~10月5日)で流行開始の目安となる1.00人を超えました。直近第42週(10月13日~10月19日)の患者報告数は7.35人と前週(4.48人)から増加しています。
今年度は、9月1日に市内の小学校から今シーズン初めてとなるインフルエンザによる学級閉鎖の報告がありました。インフルエンザの流行は学童を中心に始まり、その後高齢者等へと感染が拡がる傾向にあります。インフルエンザにかかると辛いので、しっかり予防していきたいですね。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスへの感染が原因となって起こる感染症です。例年12月から3月にかけて流行期を迎えます。
インフルエンザは、高熱や咳等の呼吸器症状、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛等の症状を呈します。通常の風邪などに比べて重症化するリスクが高く、特に慢性呼吸器疾患・慢性心疾患・糖尿病などの代謝性疾患・腎機能障害・ステロイド内服などによる免疫機能不全の方は重症化して死に至ることがあります。インフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。
インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化を予防することに関して、一定の効果があるとされています。ワクチンの供給量が逼迫する可能性は低いですが、早期の予防接種をどうぞご検討ください。
また、こまめな手洗い・消毒、マスク着用や咳エチケット、適度な室内換気等も併せて励行してインフルエンザ予防に努めてください。

朝・晩、涼しい風が吹く季節になりましたね。秋は、「急に咳が出るようになった」「咳が止まらない」「喘息の症状が重くなった」などの症状が増えてくる時期です。
秋は寒暖差が激しく、空気が乾燥し、アレルゲンの影響などによって、呼吸器系の症状が起こりやすくなります。
激しい気温差によって自律神経が乱れ、気道が敏感になることで、風邪などをきっかけに気管支炎や肺炎を発症することがあります。特に気管支に炎症を起こしやすい方や喘息の既往歴がある方は注意が必要です。
秋は春に次いで花粉が飛散する時期でもあります。ブタクサやヨモギなどの花粉がアレルギー体質の方には咳や喘息を引き起こす原因になります。
また、夏の間に繁殖したダニが死骸となり、乾燥した空気に舞い上がりやすくなります。さらにはカビなどのアレルゲンも室内に溜まりやすくなり、それらを吸い込むことで呼吸器症状が悪化することもあります。これらのアレルゲンは、気管支喘息などを引き起こす原因となります。マスクの着用や空気清浄機などを利用して、気道の保護を心がけましょう。
「風邪症状は治まったけど咳が長引く」、「夜や明け方に咳が出る」、「咳や痰で息苦しい」「気道が狭くなりゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴がある」などの症状が見られる場合は、早めに呼吸器内科を受診することをおすすめします。
アレルギー検査でアレルゲンの特定をしたり、必要に応じた薬物療法で早期に対処したりすることで、快適に過ごすことができます。
これから迎える冬に備えるためにも、早期の治療や予防を心がけましょう。
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