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生活習慣病治療

生活習慣病外来

当院では高血圧・脂質異常症(高脂血症など)・糖尿病・メタボ・痛風などの生活習慣病の診療を行っております。
生活習慣病には、バランスのとれた食事や運動、十分な睡眠で予防・改善することが大切ですが、改善が難しい場合は投薬治療も有効な改善策の1つとなります。
そのため、当院では生活習慣の改善や投薬等でコントロールし、治療改善を行っていきます。
また、生活習慣病を予防するため、あるいは早期に発見するためにも定期的な検査(健康診断・川崎市特定健診等)が重要です。脳血管障害や心臓病などの重大な病気なる前に、まずは健康診断などで今の状態を知る事から始めましょう。


健康診断を受けて数値に異常があったなど、二次健診もお受けしております。検査結果がわかるものをご持参いただき、お早めにご相談ください。


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高血圧について

日本では約4,000万人以上の方が高血圧と言われています。高血圧そのものには自覚症状はほとんどなく、血圧を測る習慣のある方は別として、高血圧を発見することは難しいため、症状に気が付かないまま長年にわたって血管にダメージを与えてしまいます。

また、早期に発見できても、そのまま放置すると徐々に血管を傷つけ、血管が硬くなる動脈硬化や、さらに狭心症や心筋梗塞などの心疾患や、脳卒中などの発作を起こすおそれがあります。
高血圧は命に関わる病気のため、放置せずに早めにケアをしていきましょう。

血圧の目標値は年齢や合併症により異なりますが、まずは最高血圧(収縮期血圧)140mmHg未満、最低血圧(拡張期血圧)90mmHg未満を目指しましょう。

クリニックなどで血圧を測ると、ご自宅で測るより高めの値になることがあります。そのため、ご自宅で測る際の高血圧の目安は低めの135/85mmHgに設定しましょう。


〇家庭での測定のポイント                                                               

  • 毎日同じ時刻に測る
    血圧はつねに変動するため、食事や入浴直後などは避け、トイレを済ませた状態でできるだけ同じ時刻に測定しましょう。
  • リラックスして測る
    できれば1日2回(朝・晩など)、座って1~2分安静にした状態で測定しましょう。


●血圧目標値

対象診察室血圧家庭血圧
若年、中年、65~74歳の方140/90mmHg未満135/85mmHg未満
75歳以上の方

150/90mmHg未満

(忍容性があれば140/90mmHg未満)

145/85mmHg未満(目安)

(忍容性があれば135/85mmHg未満)

糖尿病の方130/80mmHg未満125/75mmHg未満

慢性腎臓病の方

(蛋白尿陽性)

130/80mmHg未満125/75mmHg未満(目安)
脳血管障害、冠動脈疾患の方140/90mmHg未満135/85mmHg未満(目安)

〇 血圧を上げる要因例

  • 乱れた食生活(特に塩分)
    高血圧の方は栄養バランスに注意し、減塩を心がけましょう。ちなみに、減塩は1日6g未満が目標です。
  • 肥満(メタボ)
    肥満は心臓に負担をかけるため、カロリーに注意し運動とあわせて適正体重を維持するよう努めましょう。
  • その他、喫煙・飲酒、激しい運動、寒さ、ストレスなども血圧を上げる要因になりますので注意が必要です。

〇 服薬管理
高血圧治療は、まず生活習慣の改善(食事や適度な運動)から始めましょう。それでも血圧が下がらないときは、服薬により血圧をコントロールすることも重要です。持病の有無などで薬の組み合わせも変わります。ご自分で判断せずにご相談ください。


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糖尿病について

糖尿病は血糖値が高くなる病気で、いくつかの種類があります。

1型糖尿病

膵臓のインスリンを作る細胞が破壊され、体内のインスリンの量が不足することで起こります。小児糖尿病など子供のうちから始まることが多いのがこの類型の特徴です。

2型糖尿病

インスリンの出る量が少なくなって起こるものと、肝臓や筋肉などの細胞がインスリン作用をあまり感じなくなる(インスリンの働きが悪い)ために、ブドウ糖がうまく取り入れられなくなって起こるものがあります。食事や運動などの生活習慣が関係している場合が多く、日本人の95%はこのタイプと言われています。

遺伝子の異常やほかの病気が原因となるもの

遺伝子の異常や肝臓や膵臓の病気、感染症、免疫の異常などのほかの病気が原因となって、糖尿病が引き起こされるもの。薬剤が原因となる場合もある。

妊娠糖尿病

妊娠中に発見された糖尿病。新生児に合併症が出ることもある。

糖尿病を放置していると合併症を起こす可能性が高まります。
 (糖尿病に特有の合併症で、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症の3大合併症があります。)
そのため、糖尿病の方は、定期的に検査をして血糖をコントロールしていくことが肝心です。

糖尿病の治療
①食事療法(食品交換表参照)
②運動療法(ウォーキングの場合、1日1万歩を目標にしましょう)
③薬物療法(食事療法、運動療法を行っても不十分な場合、または各療法と同時に行っていきます)


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脂質異常症について

脂質異常症は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が増えすぎたことによっておこる病気です。

 脂質異常症を放置すると脂質がどんどん血管の内側にたまって、動脈硬化を起こします。ところが、動脈硬化になっても自覚症状がないため、ついには心筋梗塞や脳梗塞の発作を起こす危険性が高まります。


治療法としては、食事療法、運動療法、薬物療法を行っていくことになりますが、肥満気味の方は体重も減量していきましょう。


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痛風について

痛風は、尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激痛を伴う発作が起こる病気です。

 主な症状は、足の親指の関節痛や、赤く腫れて熱を持ち、痛みが次第に強くなって激痛となります。

その発作は2~3日続き、その後次第に痛みが和らぎ、1~2週間で痛みは無くなっていきます。痛みが無くなると治ったと勘違いしがちで、尿酸値が上がるような生活習慣を続けたり、治療をおろそかにすると、再度発作が起こってしまうのが痛風の特徴です。

 痛風の治療には、痛みを抑える治療(関節炎の治療)と、尿酸値を下げる治療(高尿酸血症の治療)の2つの治療を行っていきます。

 痛風発作を抑える治療では、投薬により痛風発作を未然に防いだり、重症化しないようにします。
 一方、すでに発作が始まってしまっているときは、非ステロイド抗炎症薬で、炎症や痛みをやわらげます。


尿酸値を下げる治療

痛風患者のほとんどの方は高尿酸血症にあります。高尿酸血症と痛風は同じ病気ではありませんが、痛風は、高尿酸血症患者のうちおよそ10人に1人がかかる病気といわれています。

高尿酸血症は、尿酸が過剰に生産されている場合や尿酸がきちんと排泄されなくなっている場合、あるいはこの両方が合わさっている場合があります。

投薬により痛みが治まると痛風が治ったように思われがちですが、尿酸値を下げずに放っておくと、発作の再発や、腎臓病、尿路結石、高血圧、糖尿病、高脂血症、動脈硬化など、さまざまな合併症のリスクが高くなるので、尿酸値をコントロールする治療の継続は重要です。

また、尿酸値は、食生活や適度な運動と密接な関わりがあるので、投薬治療と並行して、次のようなことに気をつけて、食生活を改善し適度な運動を取り入れていきましょう。

  • 規則正しい食生活(1日3回、栄養バランスのとれた食生活)
  • 1日の摂取カロリーに配慮し、肥満を改善する。
  • プリン体を多く含む食品の摂取を控えめにする。
  • 尿酸の排泄量を増やすために、水分を多くとる(1日2リットル以上とる)。
  • アルコールを控える。
  • 塩分を控えめにする。
  • 適度な運動(過度な激しい運動は控える)

その他、慢性疾患等でお困りの際はご相談ください。

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