ファセンラ

ファセンラは、IL-5受容体に結合してその働きを阻害することで、気道の炎症を引き起こす好酸球が増えるのを抑える生物学的製剤です。

ファセンラは従来の治療で効果が不十分だった重症喘息患者様に対して、新たな治療選択肢として期待されています。投与間隔が長いことも特徴で患者様の負担が軽減されます。

当院ではファセンラ治療の適応があるかどうかを慎重に判断し、患者様の状態に応じた投与計画を立てております。

主なファセンラの適応症

気管支喘息

吸入ステロイド薬や気管支拡張薬を使っても発作が頻繁に起こる重症例や、コントロールが難しい方が対象です。

ファセンラ治療の流れ

STEP1:診察を行う

症状やこれまでの治療歴を丁寧に伺い、現在使用している薬の効果や副作用も確認します。

病状を詳しく確認し、治療の適応があるかを判断します。

STEP2:治療内容の説明を受ける

検査結果をもとに、ファセンラが適していると判断された場合、投与方法・スケジュール・期待できる効果・副作用の可能性などを説明します。

STEP3:皮下注射による投与を行う

ファセンラは皮下注射で投与します。

投与後はアレルギー反応が起こらないか一定時間院内で様子を見ます。

問題がなければ、以降は定期的に通院して投与を続けます。

STEP4:定期的に通院し、効果を確認する

投与間隔は、初めの3回は4週に1回、その後は8週に1回の通院となります。通院時には、発作の回数、呼吸の状態、他の薬の使用量などを確認します。

必要に応じて血液検査などを行い、状態の変化を追っていきます。


ファセンラ治療に関しては、診察・検査を含めて呼吸器内科専門医のもとで行っております。

診察予約をご希望の場合は、呼吸器内科でご予約ください。

ファセンラの副作用と注意点

ファセンラは一般的に安全性の高い薬ですが、注意すべき点もあります。注射部位に赤み、腫れ、痛み、痒みなどが現れることがあります。症状が強い場合や長引く場合には当院へご連絡ください。

頭痛や咽頭痛を感じることもあります。多くは軽度で自然に治まりますが、ひどい場合には早めにご相談ください。また、まれにアナフィラキシーと呼ばれる重いアレルギー反応が起こる可能性があります。蕁麻疹、呼吸困難、血圧低下などの症状が現れた場合には、すぐに処置が必要です。

投与後は一定時間クリニック内で経過を観察します。異常を感じた場合には、すぐにスタッフにお声がけください。

■詳細はアストラゼネカのファセンラのホームページをご参照ください。

👉ファセンラの投与方法について


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